きちんとした統計ではないが、フランスの大学では終了試験の合格率がおよそ6割だそうだ。
2年生に上がる時に4割が、不合格になる。
0.6かける0.6かける0.6で学部(第一段階=3年制)卒業率およそ2割。
その後マスター1(M1)、マスター2(第二段階=M2)と来て、100人入学して、マスター2終了は10人くらい
(その後第三段階いわゆる博士課程がある)。
これだと、終了・卒業の意味がある。
わが国では入学したら卒業まで面倒を見ろ、
卒業できないのは教え方、教育力が足りない所為だ、と言われる、
どこからとは言わないが。
そうなると、品質保証は、どの大学に入学したかで担保される。
これは、実質上高校卒業時で勝負あり、と言うことだ。
A大学入学、そのためにはB高校入学が必要で、そのためにはC中学入学が必要と、
入試競争が前倒しに低年齢化し、小学生の塾が大はやりになる。
フランスでは、卒業、終了できたと言うのが評価の対象になる。
M2終了生として、M1修了生として評価される。
そして当然X大学のM2、Y大学の学部終了がその大学名も含めて評価される。
では卒業、終了できなかった人は?
M2討ち死にはM1終了として、M1討ち死に組みはL(リサンシエ=学士)としてそれぞれ評価される。
要するにどこに入学したかではなくどこを卒業したか、どこまで進級したかが評価の対象になるわけだ。
卒業、進級試験が大きな意味を持つので、学生たちは凄く勉強する。
また、卒業することが意味を持つので、たとえば一旦働いた人でも、
勉強しようと思えば、入学は比較的簡単なので、いつでも勉強を始められ、再開できる。
頑張って卒業すれば、今までとはまるで違う処遇を受けることになる。
ダブルマスターもまたそれで価値を持つ。
ところで、わが社も、心太式なので、ええっ? これがうちの卒業生?と言うのが出てくるが
大学だけではなくて、
ええっ? 司法試験に受かったの? 会計士試験に受かったの?
と言うのが結構出始めている。
教え子だからうれしいのはうれしいが、
出口の栓はあんまり閉めることできないから、なあ。
と、えっ?あいつが大学教授? と言われている出来損ない教師が持つ一抹の不安。
でも一番胡坐をかいているのは、大学の教師かもね、実際。
※ ただ、良い子なんだけど、こんな学生が弁護士になってくれると良いのになあ、と思っていたのが届くので、今の制度は基本的にはいい制度だと思っています、実は。
逆もありますけどね、もちろん。
2年生に上がる時に4割が、不合格になる。
0.6かける0.6かける0.6で学部(第一段階=3年制)卒業率およそ2割。
その後マスター1(M1)、マスター2(第二段階=M2)と来て、100人入学して、マスター2終了は10人くらい
(その後第三段階いわゆる博士課程がある)。
これだと、終了・卒業の意味がある。
わが国では入学したら卒業まで面倒を見ろ、
卒業できないのは教え方、教育力が足りない所為だ、と言われる、
どこからとは言わないが。
そうなると、品質保証は、どの大学に入学したかで担保される。
これは、実質上高校卒業時で勝負あり、と言うことだ。
A大学入学、そのためにはB高校入学が必要で、そのためにはC中学入学が必要と、
入試競争が前倒しに低年齢化し、小学生の塾が大はやりになる。
フランスでは、卒業、終了できたと言うのが評価の対象になる。
M2終了生として、M1修了生として評価される。
そして当然X大学のM2、Y大学の学部終了がその大学名も含めて評価される。
では卒業、終了できなかった人は?
M2討ち死にはM1終了として、M1討ち死に組みはL(リサンシエ=学士)としてそれぞれ評価される。
要するにどこに入学したかではなくどこを卒業したか、どこまで進級したかが評価の対象になるわけだ。
卒業、進級試験が大きな意味を持つので、学生たちは凄く勉強する。
また、卒業することが意味を持つので、たとえば一旦働いた人でも、
勉強しようと思えば、入学は比較的簡単なので、いつでも勉強を始められ、再開できる。
頑張って卒業すれば、今までとはまるで違う処遇を受けることになる。
ダブルマスターもまたそれで価値を持つ。
ところで、わが社も、心太式なので、ええっ? これがうちの卒業生?と言うのが出てくるが
大学だけではなくて、
ええっ? 司法試験に受かったの? 会計士試験に受かったの?
と言うのが結構出始めている。
教え子だからうれしいのはうれしいが、
出口の栓はあんまり閉めることできないから、なあ。
と、えっ?あいつが大学教授? と言われている出来損ない教師が持つ一抹の不安。
でも一番胡坐をかいているのは、大学の教師かもね、実際。
※ ただ、良い子なんだけど、こんな学生が弁護士になってくれると良いのになあ、と思っていたのが届くので、今の制度は基本的にはいい制度だと思っています、実は。
逆もありますけどね、もちろん。
コメント