広島、素うどん、栃の海 
 巨人、大鵬、玉子焼きはどうも苦手だ。

 自分に重ねるのだろうが、陰徳を積むというか、目立たないところにいて、頑張っているんだけど、力が足りないんだよな、と言うのが好きだ。

 自分に重ねるといっても、なっしーは『陰徳』というより『影でこそこそ』と言った方が相応しいので、 ちょっとニュアンスは違うが、

『やせ蛙』の一茶の心持で、隠れキリシタンのように応援していた、広島を。

 そんな広島の優勝の瞬間に立ち会ったのは生涯忘れられない感激だ(75年10月15日だったようだ)。

 平幕が横綱をぶっ倒しての優勝だった。いや、もうこのときは嘗ての広島じゃなかったし、相手も不倒の横綱ではなかったが。

 黄金時代の広島。

 そういえば、江夏の21球は京都旅行中、嵯峨野の食堂で(随分遅い昼だ)見た。

 ところが最初はいいんだが毎年優勝争いに絡むようになると、少しずつ気持ちが遠のいていく。

 そして、今や昔の低位置?に戻ったのだが、なっしーは野球そのものに興味が失せている。

 そのぶんサンフレッチェが十分過ぎるほどの代役を果たしているが。

 ただ、どうもJリーグは制度設計を間違えてしまったようだ。

 サッカーそのものが、山本浩二無きカープになりそうな感じだ。

 ところで、讃岐うどん。大ブームらしいが、

利尻の昆布で、なんて言うのは讃岐うどんではない。

 いつだったか出張で高松に行って、本場讃岐うどんを食べたが、高松で食べても不味い。

 昔は連絡線に乗って渡ると、なんてことない食堂の素うどんでもものすごく美味しかったのに。

 それがどの店に入っても(といっても2~3軒だったが)不味い

 失望して高松で焼肉定食を食べてしまった。邪道も邪道。

 もっとも隠れた美味い店は結構あるようだが、なっしーが知るくらいだから、

そんなお店も、今や衣笠・浩二時代の広島カープになってしまってるかもしれない。

 今、ストラスブールにいて無性に食べたい、美味い、讃岐うどん。

 シマダヤのうどん送ってもらおうかな?讃岐うどんじゃないけど。

※栃の海さんごめんなさい。なんだか刺身のつまみたいで。でも刺身のつま大好きなんですよ、たいてい全部食べてしまうくらい。

 

コメント

ミハーハハ
2010年10月23日7:54

昆布だしといえば、博多のうどんでしょう。一番(たぶん)有名な「かろのうろん」でも利尻昆布つかっています。
博多のおうどんはやわらかくて舌にまとわりつくかんじです。麺と舌がベーゼしているみたい・・なーんて
機会があればどうぞ♪

nassie
2010年10月23日8:18

ミハーハハ さん
うどんはジャンクフードかな?と思っています。以前、20年位前かな?渋谷にそれこそ利尻昆布に、どこかの特製の塩を使って、九谷かなんかの器で1500円か2000円でうどんを出す店がありましたが、ちょっと?でしたね。
でも、うどん、蕎麦が食べたい。来る直前に戸隠で蕎麦は食べましたが、瀬戸内育ちのなっしーともあろう者が、うどんを食べないで来ているんですよね。
ただ、正直最近気に入ったうどんが無くって、蕎麦を食べちゃいますね、ホンとのところ。
博多の出張もその内取りましょう。ただ、ベーゼのようなのより、どちらかと言うとイカのあしのようなのが好きですが。

ミハーハハ
2010年10月25日10:10

あははっ、イカの足とは言い得て妙。私も実は讃岐うどん好きですよ。麺の内部があのコシで舌触りがくたっとしている理想的なおうどんやさんが我が家の近所にあるのです。いつも、ここにこのお店があって幸せ、と思ってますの。

nassie
2010年10月27日0:03

羨ましいです。なかなか東京では美味しいうどんに行き当たりません。美味しいと評判でもがっかりします。大阪に行くと駅の立ち食いでも結構行けるのに、と思いますが…。

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