ストラスブール風邪

医者に行った。

先日からの風邪は、『ストラスブール風邪』と呼ばれる感染性の風邪なんだそうだ。

熱が出て、のどが赤くなり、呼吸する時、肺から雑音が聞こえる。

最近年取ったせいで、熱は余り上がらないが、確かに微熱は続いている。

「ストラスブールは、四季ではないのよ。季節は夏と冬の二つだけで、物凄く暑くて短い夏と後はずっと冬」

で、

「もう冬が来ちゃったから、ストラスブール風邪も仕方ありませんね。町に蔓延してますから」

「ところでいつまでここにいるんでしたっけ？」

「来年の３月？　まだ、たっぷり時間はあるけど、日本に帰るまでずっと冬ですね」

字がたいそう達筆で、薬局の人が

「う～ん。読めない」

と、いつも嘆く処方箋をもらった。

ちなみに、字の下手さと知能の高さは反比例と言うか正比例というか、

フランスでインテリと言われる人たちの文字は物凄く下手くそで読めた代物ではない

(『頭のスピードで書こうとするからだ』と聞いた事があります)。

今はメールになったので読めるが、きれいに書いてあったって辞書片手で読まなきゃいけないのに、

下手くそな文字から綴りを推測し、辞書で可能性を探りながら手紙を解読したものだ。

この先生も、さぞや能力高いんだろう。

しかも、すご～く美人の女医さん。60過ぎかな？(60過ぎの副学長の紹介なので)

見た目は50くらい。

「だからなんなんだ」、と言われそうですが。

薬局で薬を貰って帰ってきたら、1日2回、4日分なのに20錠入り1箱。

？？？と思ってネットで検索したら

「1日1200mg以上は決して飲んではいけない」と書いてあったので、おとなしく１錠(400mg)飲んで、今、これ書いてます。

1回2錠じゃ2日半しかないですものね。当たりマエダのクラッカー。(山田くん。座布団ぜ～んぶ持ってって！)