年寄りの冷や水
 もう半年テニスをやっていないが、帰ってやろうとして足が動くんだろうか?

 ちょっと心配だ。

 中学校でテニスを始めて、顧問の先生からお前は才能がある、と言われてその気になったのだが、市の大会ではシードされたにもかかわらず、エイトにも残れなかった。
 
 ま、そんなもんさって感じで、県大会でも早めに引っ込んで才能がないことが事実を以って証明された。

 30くらいの頃、健康管理を兼ねて再開した。

 プロ協会の発足の時、プロ資格認定をするその最初の公認の試験官(なんと呼んだらいいのか分からないが)、彼が合格といえばプロになれた、

そのコーチとめぐり合って、友人にも恵まれ10年余り楽しくやった。

 全生活がテニスみたいな感じで、時には週3回レッスンを入れたり、休みには同僚たち、また、スクールの人たちと合宿に行ったりしていた、子育て真っ盛りの時に。

 このときはかなり上手くなったのではないかと思うが、

区民大会など、やはり1回戦突破が目標だった。

 大学でやってたなんて人たちが出てきているそうで、ハナから敵わないと言う現実も知った。

 引っ越して、近くにあったスクールに行ったら、

たまたま母校のテニス部で学生ナンバーワンだった有名プロのクラスに入れて楽しくやっていたが、その後忙しくなり、10年ほど中断して、数年前復帰。

 自分の人生を振り返ってテニスもそうだが、

学問的にも最高の師匠に恵まれ

(恩師が2人いますが2人とも最高の師匠です、人からうらやまれます、どうやって見つけたんだと。たまたまなんですが)、

人生、ツキとタイミングだけでここまでやってきたような気がする。

 そういえば留学受入担当の教授も、前回も今回もひょんなことからお願いして受け入れていただいたが、これも他人から羨ましがられている。

 ところがテニスのボールは、運とツキだけではうまく飛んで行ってくれない。

 テニスも人生も師匠には恵まれ、友人には恵まれるが、結果が出ない。

 しかも、風邪をひいて3日も伏せるようだとそろそろ運の尽きか、と思うほど体力が落ちている、気がする(風邪以来、日本式に言うと5階だが、登るのが辛い)。

 半年先のテニスを心配するより、明日の朝飯を心配した方がいいかもしれないのだが、

いまや人生のほとんどを占めているテニスが、結構、本気で心配だ。

 散歩をジョギングに格上げしようかな? 風邪が治ったら。

 ただ、年寄りの冷や水にならなければいいんだが。

コメント

ミハーハハ
2010年9月27日11:42

風邪はもう大丈夫ですか?
自転車やウォーキングのことを書いていらっしゃるのでスポーツマンだとは思っていましたが、テニスだったんですね。

大丈夫ですよ、きっと体が覚えてますョ

nassie
2010年9月27日14:44

峠は越しましたが、まだまだ。だらだらと坂を下っていて、なかなか平地にたどり着けません。 年ですねぇ。以前はヤバイと思って布団に包まって1日寝ると、だぁーっと汗をかいて直ったものですが。

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