31日午前10時に今の寮を出て、
1日午前9時以降、元の寮に戻る。
来る時と同じだが、大きな問題があって、
日本人留学生がいつも困っているそうだ。
日本からの留学生は、日本の学年暦に合わせて4月～3月の留学になってしまって、
授業も中途半端に始まり、中途半端に終わる。
おまけに夏休みを挟んで、この引越しの問題が常について回る。
日本から出る時も、外国から受け入れる時も大きな問題になるのに、
これを放置しておいて大学の国際化も何もあったものではない。
で、それはそれとして、寮の受付に行って困っていると言ったら、
セクレタリア(事務局)に相談しろと言われ、行った。
今の寮に移る時の担当者だった美人のお姉さんが窓口にいて、
『困っている』
というと、
ここでは処理できないので、事情を良く説明して、滞在期間の延長(数日間)を申請するメールを責任者宛に出すようにと言われた。
ただ、「9月から新入寮者がいるので、認められるにしても
『例外』
だからね」
と、何度も念を押されたが、
推測するに、良く起こっていることなので、手順が決まっているのではないかと、思われる
(自分の都合に合わせてすぐに希望的観測をして、あとで痛い目にあうのだが) 。
早速、サブ・ウエイで(辞書無しで)メールを書いた。
文法間違い、綴り間違いで
『なんだこのやろう』
みたいなメールになっているだろうが、仕方ない。
ところで、サブウエイでの注文の時、
いつもの仲良しのお姉さんがいて、注文そのものは責任者の男性にしたのだが、
お姉さんが横でニコニコしながら、先回りをして注文を彼に回していた。
なっしー殿は、コアラみたいに、食べるものが決まっているのだ。
合格点の店、合格点のメニューが決まってしまうと、
冒険してがっかりするよりも、その合格点で満足してしまう。
いつものパン、いつもの具、いつものソース、いつものデザート。
ああ、なんと無難で安易な人生を歩んで来たことか。
コメント
でも花の咲き乱れる春がくると、入学式はこうでなくっちゃ、なんて思ってしまうです。
ただ、日本の生活コストはとっても高いので、なかなかバカンスは一般化しないでしょうねぇ。
残念なのは民主党になっても何にも変わらない(外にいるのでほんとのところは分かりませんが)。
日本はいつもスクラップ＆ビルドばかりで社会に富が蓄積されない気がしてなりません。レンジも冷蔵庫もテレビも古くって良いのに。
住居も、車もカミさんも、長持ちしさえすれば…。
お陰で、夫の実家の古びたものが、どんどん我が家に押し寄せてきてるんですがね。
同じ部屋代を払っていても、新しいレンジ、新しいシャワー、ひょっとしたら家具調度も違うかもしれませんが、壊れたもの、壊れたところを最低限直しつつ長く使うというのは学ばなければなりませんね。
木造と石造りの差なんでしょうが。