バカンス

2010年8月20日 日常
バカンス
 ルーブル、オルセーに行って、一昨日はヴェルサイユ、昨日はモン・サンミシェル、今日はロワールの城廻りと遠出。

 ロワールは、以前、1991年の8月だったが、ちょうどロシアで革命が起こってエリツインが戦車の上でこぶしを上げているのを、城廻り中のツールのホテルで見た思い出深い旅だ。

 このときは、南仏から中央山地(マッシフ・サントラル)を経てブルジュにも泊まり、ロワール、ナントからルターニュめぐりをして、モン・サンミシェル、パリ、南仏と2週間ほどかけて走って、

南仏に着いて、その数日後、我がシトロエンが力尽きて廃車になったほどの長旅だった(シトロエン爺さんが年を取っていただけなんだが。15万キロほどの走行距離だった)。

 ロワールでは3、4日かけて、およそ20ほどの城廻をしたが、それと、パリからの日帰りバスツアーを比べるのでは、

新幹線と子供用自転車の乗り比べみたいなもので、そもそも比較にならないが、

本人たち(娘とその友人)はそれなりに喜んでいたようだ。

 一昨日のヴェルサイユ観光は、電車で往復(行きは立ち詰め)、疲れたが、

帰りの、駅前で何気なく入ったレストランで食べたクレープが、

本物のブルターニュのクレープ

(神楽坂の『ブルターニュ』のはクレープは美味しい)

と比べるのはちょっと酷だが、

かなり美味しかったので、これも喜んでもらえたようだ。

 それにしても疲れる。

 ホテルに帰ると11時頃。風呂に入って、6時に起きて、6時半には出かける毎日。

 明日、ノートル・ダム、サント・シャペルを見て、

時間が有れば、クリュニー美術館

(=中世美術館。札幌のあるホテルにそのイミテーションがある、『一角獣の貴婦人』のタピスリーがある)

に行って、1週間のパリバカンスも終わることになる。

 それにしても幸せな1週間だった。

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