朝寝坊

　朝、8時頃目が覚めた。

　昨日たっぷり昼寝をして、しかも12時前には眠っていたはずなのに。

　今日は何もしないことにして眠り直し、10時にまた、目が覚めた。

　2回目を読み始めていたが、あんまり進んでいなかった

『レッド・ドラゴン』を取り出して、12時まで、ベッドの中でごろごろしながら読んだ。

　日本にいる時も日曜日はこうだったが、起き上がると食べるものがあった。

　改めて、独り暮らしを思い知らされる。

　「ありがとう」

と、ちょっと柄に合わない言葉が頭の中に浮かんで来た。


　今日は薄曇りながら、空の青さがはっきり見て取れ、眩しい。

　もう、か。まだ、か。

　すでに、1/3の滞仏期間が過ぎようとしている。

　言い古された物言いだが、まるで矢のように毎日が過ぎていく。

3ヶ月経って、残っているのは矢が飛んで行った後のちょっとした空気の乱れだけ。
　
　
　ちょうどミサが終わったのか、サン・モリス教会の鐘が響いている(12：40)。

　朝、だらだら過ごすのを"grasse matinee"　(脂っこい午前中？)と言うが

今日は"grasse journee"(脂っこい一日)に、してしまおう。


※　6時まで zzz zzz zzz　で文字通りの"grasse journee"でした。