一瞬散歩に出ようと思ったが、一度蒸気を落とした蒸気機関車を、再び沸騰させるのは少し時間と手間がかかるので、火を落としたままにしておいた。
5時頃目が覚め、空を見たら少し曇っている。
本を読み始め、上手く理解できないところに突っかかって、頭を悩ましていたら、ざーっと雨だ。パンを買いに出る気もしないくらいの本格的な雨。
昨日届いたマルタイラーメンで朝食にするが、肉、野菜がなくなっている。
澱粉だけの一日になりそうだが、どうも冗談が冗談でなく、本当にこのまま秋を迎えるかもしれない。まだ7月だと言うのに。
確かにここは北の国だ。
冬物を買いに走ったミュンスターの夏が思い出される。
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