C’est bon, comme ca?
2010年7月5日 日常 コメント (2)
夕方いつもの散歩コースを散歩していた。
その、イル川沿いの遊歩道で、ベンチに座っている男性から、
「ボン・ソワール、ムシュー!」
と明るく声をかけられた。
「ボン・ソワール!」
と返事をしたところ
「家が無いんだ(sans abri)」(abriというのは避難小屋と言った意味)
とあっけらかんと言われた。
「良いだろう?(C’est bon,comme ca?)」
(ca は本当はcに髭がついてるやつ、『コムサ』と読んで、こんな風で、とか、ケーキを切る時に、あ、そのくらいの大きさで、とか言う時に使う。あのコムサのコムサ)
と言われたが、う~ん、どう答えて良いのか困って、
C’est bon, c’est bon!
と答えて立ち去った。
20年前のエクスには道路や公園に毛布とシェパード(護身用)を抱えた人が大勢いたような気がする。
それが、冬寒く、夏暑いせいなのかもしれないが、ここではあまり見かけない。
いや4月のエクスでも見かけなかった気がする。
20年と言えば昭和20年~40年、平成元年~21年だから、違いがあって当然だが、
ヨーロッパはEU統合によって、もちろんいろんな問題はあるにしても、恐らく凄く良い方向に向かっているのだろう。経済的にも、社会的にも。
掃除のおばさんはバカンスでボスニアに帰るそうだ。
「良いところだよ。1000㎞くらいかな」
と言っていた。ただ、まだEUではないですよね? 確か。
行って見たいな。東欧。
日本も周辺諸国と協力して、早くアジア自由経済圏を作らなければ。
人と物が自由に動けるというのは、そのこと自体で価値がある、気がする。
それにしてもあのおじさんの明るさはなんなんだろう?
もの凄く哀しい明るさなんだろうな、とは思うけど。
その、イル川沿いの遊歩道で、ベンチに座っている男性から、
「ボン・ソワール、ムシュー!」
と明るく声をかけられた。
「ボン・ソワール!」
と返事をしたところ
「家が無いんだ(sans abri)」(abriというのは避難小屋と言った意味)
とあっけらかんと言われた。
「良いだろう?(C’est bon,comme ca?)」
(ca は本当はcに髭がついてるやつ、『コムサ』と読んで、こんな風で、とか、ケーキを切る時に、あ、そのくらいの大きさで、とか言う時に使う。あのコムサのコムサ)
と言われたが、う~ん、どう答えて良いのか困って、
C’est bon, c’est bon!
と答えて立ち去った。
20年前のエクスには道路や公園に毛布とシェパード(護身用)を抱えた人が大勢いたような気がする。
それが、冬寒く、夏暑いせいなのかもしれないが、ここではあまり見かけない。
いや4月のエクスでも見かけなかった気がする。
20年と言えば昭和20年~40年、平成元年~21年だから、違いがあって当然だが、
ヨーロッパはEU統合によって、もちろんいろんな問題はあるにしても、恐らく凄く良い方向に向かっているのだろう。経済的にも、社会的にも。
掃除のおばさんはバカンスでボスニアに帰るそうだ。
「良いところだよ。1000㎞くらいかな」
と言っていた。ただ、まだEUではないですよね? 確か。
行って見たいな。東欧。
日本も周辺諸国と協力して、早くアジア自由経済圏を作らなければ。
人と物が自由に動けるというのは、そのこと自体で価値がある、気がする。
それにしてもあのおじさんの明るさはなんなんだろう?
もの凄く哀しい明るさなんだろうな、とは思うけど。
コメント
ボスニアといえば映画「ライフ・イズ・ミラクル」
素晴らしい人間賛歌の映画です。
東欧は憧れがありますねえ。とても行きたんですが、『職務専念義務』があって、外国(フランスから見て)に行けないのでとても残念です。
ロンドンにいらっしゃった先生が、ベトナムはロンドン近郊に入るか、と聞いたら、入りません、と言われたそうです。パリはお目こぼし(旅費が認められる)だったそうですが。