土曜日だし、まあ良いか、と思ったら良くなかった。
ふと窓の方を見たら、床が光っている。
「あれっ？」
と思って近寄ってみると、冷蔵庫から流れ出た水で、床が水浸しなのだ。
慌ててシャワー室から取りあえずフロアマットを持って来て拭いた。
土曜日なので、どうにもならない。
昨日、冷蔵庫の冷凍部分が凍り付いて蓋が閉まらなくなっていたのを、数時間かけて、解凍して（要するに電源を切って）その問題を解決したばかり。
というか、解決した積もりになっていただけで、全然解決になってなかったわけだ。
冷凍部は、氷もなくきれいに冷えている。
要するに、凍らせて外に出ていなかったものが、凍らなくなったので、外に流れ出ているだけなのか。
果たして自然治癒するのか、治癒しなくともマットという包帯で、出血がカバーできるのか、スリリングな週末だ。
それにしても、いろんな経験をすることができる、この国は。
※ 出血が収まらないので、もう一度冷蔵庫を見ると、冷凍庫の下に、冷凍庫の汗、すなわち溶けたもしくは凍りきらない水を受ける受け皿があって、そこが溢れていることを発見しました。
これで一件落着！ とは行かないのがこの国の有り様なんだが、恐らく。
コメント
一件落着だといいですね。
日本では、何かあると電気屋さん、水道屋さん、寮の管理人に頼めばすぐやってきてくれますが、こちらでは、頼んでもRV(ランデヴー＝予約)を取らないとダメなんですね。土日は休み、昼休みは2時間、寮は受付は午前中しか人がいません。壊れたテレビが入るのに2ヶ月半かかりました。
今回は大学の寮なので、頼めばやってくれるでしょうが(2週間後くらいに)、冷蔵庫は一日ストップするとダメなので。
以前、お風呂の混合栓を自分で取り替えましたが、大変な苦労でした。
何とかなるさ、という雰囲気がありありで、慌てると笑われちゃうんですよね、心配するなって。
でも知らない国なので、どうなっちゃうんだろうとやっぱり心配しちゃいますよね。
原稿締め切り(古いのは2年前のもまだ残っている)を放りっぱなし(資料持って来ていないので書けない)で来た人間の言うことじゃ無いんですが…。
日本ではフランス人の如く、フランスでは日本人の如し、まさしく。