やっぱり その8
 今日、滞在許可証申請受領証(レセピセと呼ばれる:有効期間3ヶ月)を貰って来た。

 このレセピセと引き替えに、有効期間1年間の正規の滞在許可証がもらえる(後述の通り健康診断を受けなければならないが)。

 「これであと3ヶ月は、静かに(tranquillement)に過ごせるよ」

と言われ、大喜びで宿舎に帰って、改めて書類を見直したところ、住所(番地)が間違っていた。

 このレセピセの住所宛に、健康診断受診書類が送られてきて、

その書類を持って、所定の診断所に健康診断を受けに行き、その結果を受けて滞在許可がもらえる事になっている。

 住所不定の人間を排除するための巧妙な仕組みだが、だからこそ、住所が間違っていると困ったことになる。

 慌てて担当の先生の部屋にとって返した。

 教員というのは基本的には社会不適合者がなっているのだから、教員が書類を、少なくとも重要書類を作ったりすることは『我が社』では考えられない。

 もし、先生がこの書類の作成までやらされているとすると、とてもお気の毒だと思わざるを得ない。

 大学の先生は、嘘を本当のように書くのは得意でも、本当のことをその通りに書くのはあんまり得意ではない。

 また、人が作った書類だったとしても、論理の誤りを指摘するのは得意でも、数字の誤りを見つけたりするのは、これも得意ではないだろう。

 習うより慣れろかも知れないが、なっしーが書類作りが出来るようになるとは到底思えない。

 餅は餅屋。我が社のやり方の方が、理にかなっていると思うのだが…。 

コメント

yasai
2010年6月26日9:04

嘘を本当のように 話すときは、かなり表現が自己流になりますが 書く時に少し反省して 控え目にしてます

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