昨日街の中で地図を開いて通りの名前を確認していたら、
後ろから、女性の声で
「エルプ?」
と言う声が聞こえた。
何だろうと思って後ろを振り向くと、ちょっと痩せた4~50くらいの女性が立っていて、こちらの顔を見ると
「Would you need a help?」
と訊いてきた。
「Non, merci. Ca va.」(大丈夫です)
なんかちょっと変だけど…。
フランス人は基本的には日本人と同じで、街で地図を開いて自分の居場所を見つけようとしている人に、声をかけることはない、はず(実は英語が苦手だからだ、と思っていますが)。
なっしーも東京で地図を開いている観光の外国人に声をかけたりしない(実は英語が苦手だからです(^^))。
今まであまり声をかけられたこともない、というか恐らく初めてだ。
ところがドイツ人はお節介というか親切というか、うろうろしているとすぐ声をかけて来る。
[Where are you going?]
昨日のシンポジュームで知り合いになったドイツ人弁護士も、向こうから声をかけてきて、いろいろ話をして、
「近くに住んでいるので(50kmくらい離れた街)遊びに来い」
と、名刺をもらった。
「だいたいがラインを挟んでもともと一体だったのが、不幸にもドイツとフランスに分断されてしまった。気候、風土、文化、食べ物、みんな共通だったのに国が分かれてしまったんだ。」
「EUになってまた元に戻れて良かった、良かった」
と言っていたが、
その直後まさしく、ドイツ、と言うより、アルザスを体験することになったわけだ。
ただ、フランス人は「H」を発音できないので
「えるぷ?」
となっているが、ここにナポレオンのアルザス併合の爪痕が残っているようだ。
フランス人にとっては、「本田」さんが「恩田」さんになってしまう。
「林」さんはお気の毒に「怪し」さんだ。
ひょっとして生粋のアルザス人も「恩田」って読むのかな?
う~む。「本田」さんのような気がする、今度誰かに訊いてみよう。
ところで、そういえば、今回ここに来るきっかけとなった初めてのストラスブール訪問の時にも、通りの向こうから
「Where are you going?」
と声をかけられ、
その時、
「ああ。ここはドイツなんだ」
と思ったのを、今思い出した。
※ 昨日から、久しぶりの雲一つない青空です。 写真(雲が映ってますが)で雰囲気は伝わる…はず。
時計(Pro Teck) の気圧計がグングン下がっているので、明日はまたさえない天気かな?
※ 下の写真は一度使ったと思いますが、お役ごめんになった嘗ての税関事務所です。少なくとも日中韓台+ASEANは自由に行き来したいですよね。ものすごく難しそうだけど。孫の時代にどうなってるか…。でももう生きてないな。
後ろから、女性の声で
「エルプ?」
と言う声が聞こえた。
何だろうと思って後ろを振り向くと、ちょっと痩せた4~50くらいの女性が立っていて、こちらの顔を見ると
「Would you need a help?」
と訊いてきた。
「Non, merci. Ca va.」(大丈夫です)
なんかちょっと変だけど…。
フランス人は基本的には日本人と同じで、街で地図を開いて自分の居場所を見つけようとしている人に、声をかけることはない、はず(実は英語が苦手だからだ、と思っていますが)。
なっしーも東京で地図を開いている観光の外国人に声をかけたりしない(実は英語が苦手だからです(^^))。
今まであまり声をかけられたこともない、というか恐らく初めてだ。
ところがドイツ人はお節介というか親切というか、うろうろしているとすぐ声をかけて来る。
[Where are you going?]
昨日のシンポジュームで知り合いになったドイツ人弁護士も、向こうから声をかけてきて、いろいろ話をして、
「近くに住んでいるので(50kmくらい離れた街)遊びに来い」
と、名刺をもらった。
「だいたいがラインを挟んでもともと一体だったのが、不幸にもドイツとフランスに分断されてしまった。気候、風土、文化、食べ物、みんな共通だったのに国が分かれてしまったんだ。」
「EUになってまた元に戻れて良かった、良かった」
と言っていたが、
その直後まさしく、ドイツ、と言うより、アルザスを体験することになったわけだ。
ただ、フランス人は「H」を発音できないので
「えるぷ?」
となっているが、ここにナポレオンのアルザス併合の爪痕が残っているようだ。
フランス人にとっては、「本田」さんが「恩田」さんになってしまう。
「林」さんはお気の毒に「怪し」さんだ。
ひょっとして生粋のアルザス人も「恩田」って読むのかな?
う~む。「本田」さんのような気がする、今度誰かに訊いてみよう。
ところで、そういえば、今回ここに来るきっかけとなった初めてのストラスブール訪問の時にも、通りの向こうから
「Where are you going?」
と声をかけられ、
その時、
「ああ。ここはドイツなんだ」
と思ったのを、今思い出した。
※ 昨日から、久しぶりの雲一つない青空です。 写真(雲が映ってますが)で雰囲気は伝わる…はず。
時計(Pro Teck) の気圧計がグングン下がっているので、明日はまたさえない天気かな?
※ 下の写真は一度使ったと思いますが、お役ごめんになった嘗ての税関事務所です。少なくとも日中韓台+ASEANは自由に行き来したいですよね。ものすごく難しそうだけど。孫の時代にどうなってるか…。でももう生きてないな。
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