だらしない

2010年5月29日 日常
 だらしない
 昨日ウオーキング中に、ふっと、だらしないって、ひょっとしてフランス語の『根無し草(デラシネ)』なのかしら、なんて思ってしまった。なんの脈略もなく。

 そうだとすると、明治時代かなんかの文豪がどっかで使って、それが一般化したのかも、なんて勝手に想像しながら、雷鳴轟く大雨にびしょびしょになっていたわけだ。

 でも、『だらし』ないって、なんだろう。 『だらし』があるって?

 なっしーの田舎の方で、お年寄りが

 「やっちもねーことをして」と言うが、これは「どうしようもない、しょうもないこと」をすると言う意味だ、…ろうか。

 これだって「やっちも」もしくは「やっち」って、なんだろうと、連想ゲームみたいに気になり始めて、アパートに帰って、電子辞書しか手許にないので、それを引いた。

 まず『だらし』というのは『しだら=良くない行状』がひっくり返って使われたものだそうで、『しっかりしている』ことを言う、らしい。

 で、それをもういっぺん否定して、『だらしない』=しっかりしないこととなるらしい。

 なら、最初から『しだら』で良いじゃ無いかと言うことになるが、そうすると

 世間に結構大勢いるはずの設楽さんが可哀想なので、こんな回りくどいことになったのか、なんぞと思ったりした次第。

 大勢いるはずの設楽さんごめんなさい。変なことに巻き込んじゃって。

 でも、設楽っていかにも由緒ありそうな感じですよね。

 任那当たりの高級官僚みたい。あ、これは、楽浪からの単なる連想です(愛用電子辞書によると平安時代の神様だそうです。由緒ありそうだと思った)。

 これで解決したかと思ったが、なら、『ふしだら』は?

 『ふだらし』じゃないとおかしい、少なくともこの辞書によると(おそらく言葉の方で誤用があって、説明がつかないんだろうが)。

 ああ、やっぱり広辞苑が欲しい、と我ながらなんと権威主義だとは思いつつも。

 それはそれとして、『やっち』って何なんだろう? 『らち』が(明か)ないなのかな?


 ※ 写真はナポレオンがジョゼフィヌのために建てたが、一度も使われることのなかった「ジョゼフィヌ館です」。ナポレオンも『ヤッチモネー』事をしたもんですね。

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