complet(満室)

2010年5月22日 日常
complet(満室)
 今日日本からの友人が訪ねてきてくれるので、ストラスブール駅に迎えに行った。

 ホテルの予約を取っていないのでちょっと心配だったが、一軒だけ

complet(満室)
 
 の札がかかっていたが、後は下がっていないので、

「うん。大丈夫」

と思いながら駅まで行った。

 街ではあまり見かけない日本人も3組、6人も駅で見かけ、その後イル川遊覧船(バトラマ)一周でも2組5人見かけたので、なんだかんだ言ってもやはりストラスブールだな、と思った。

 さて、カテドラルのすぐ近くの観光案内所に行く前に、以前から気になっていたホテルに寄ったところ、

「満室」札が下がっていないので、

「よかった」

と思って入っていったところで、事態が急展開。

いや、そこが満室だけであるどころが、

「うちも満室でだめだけど、いろいろお客から問い合わせがあって、町中のホテルに電話をしてたけど、どこも満室でだめ」

といわれて、観光案内所に行くように言われた。

「これは、ちょっと思惑違いだぞ」

と、思いながら長蛇の列の観光案内所で、いらいらしながら待った。

「さっきインターネット見ていて、難しいけど無い訳じゃ無いので」 

と担当者にいわれ、神にもすがる気持ちで、条件を示して、探してもらったら、カテドラルのすぐ横、三ッ星の部屋。

「小さいけれど大丈夫か?」

「本当に小さいんだけど」

と何度も念を押されて、

「大丈夫」

と、そのホテルに行った。

 元々ずいぶん気に入っていたんだが、三ッ星なので候補から外していたホテルだが、友人も

「確かに狭いと言われればそうかな?と思うけど、立派な良い部屋ですよ」

と大満足したようで(75€)、初めよければ全て良し、と言うことになりそうな気配がした。

 そして、夕食だが、駅に迎えに行った時の待ち時間中に、

以前およばれになったレストランで、今回最大の候補にしていたレストランを、

緑のミシュラン(観光地)ガイドで見つけ、紹介を読んで愕然。

土日は土曜の夜だけ

だそうだそうだ。

「え?今日の夕飯はずしちゃうとチャンス無いのか」

と思ってしまったが、

観光船に乗ったあと行ってみたら、

開店したばかりでもあったが(夜8時ですよ)、

しばらくずっと貸し切り状態で、お店の経営を心配しながら、食べた。

美味しかった。

本当に美味しかった。

食べ終わる頃(10時過ぎ)には、お店の心配することもなく、賑やかになっていたのだが、

本格的アルザス料理を、

ワインとデザート、コーヒー付き一人3500円ほどで堪能して今帰って来たところだ。

美味しかったなぁ、ほんとに。

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