あとはvolvic

2010年5月16日 日常
あとはvolvic
 一人で生活していると当然家事はすべて自分でやらなければならない。

 部屋の掃除と、ベッドメイキングは週に1回掃除のおばさんがやって来て15分くらいで済ませていくが、食事の用意は自分でする。
 
 食事の用意と言うのは、当然ながら買い物を含む。

 何を食べるかを考えて買い物をするはずだが、現実には買ってきたものを順番にこなしていくだけだ。でも、買いだめは出来ない。

 一人なので、下手をすると同じものを朝昼晩と食べなければ腐ってしまうことにもなりかねない。

 とすると一度に買う量も限られるし、そうすると頻繁にスーパーに買い物に行く必要がある。実際1日か2日おきに行くペースだ。

 幸い歩いて一分圏内にスーパーがあり、パン屋があるので、その点は大丈夫だが、パンは生鮮食料品。

 朝買ってきたパンは、夕方にはカチカチ・ゴリゴリになってしまうので、パンも出来ることなら1日2回買いに行きたい。

 もう一つ大きな問題があって、スーパーの休むリズムが分からないこと。これはどこかに掲示があるんだろうが、気が付かない。

 
 こうして食べることだけ(とdiarynote)で一日が過ぎていく。
 
 まるで、我が家のシェルティと同じだ(15~6kgあったのを獣医さんに言われて10kgに落としている)。食べることしか頭に無い。
 
 これを家族6人分処理している妻の仕事を改めて評価したいが、一人っ子として育った妻はじつは家事は大の苦手だ。
 
 編集者として10年ほど働いていたが、長男の出産を期に家事に専念することになった。

 今、こうして100%家事を自分で、たった一人分をやって見ても、その負担の大きさを改めて実感する。

 なんだか妻の人生そのものを奪ってしまったような、そんな気さえする。

 編集者としては優秀だったようだが、家事は落第生だな。

 ただ、母親として、妻としては大変優秀だと思うので、これは編集者をやめたとしてもおつりが来るくらいの成果はあげた。

 ひょっとして本人は不本意かもしれないが。

 いや、不本意と言えばほとんど誰でも、「こんなはずじゃなかった」人生を送っているんだが。

 いずれにせよ、帰国したら妻の苦手な家事を少し手伝おうと思う。

 犬の散歩(これは従来からの仕事)と部屋の片付けと皿洗い、これくらいしか出来ないが。

 ところで、今日のお昼は、朝買って食べるのを我慢していたクロワッサン1個、これも我慢していたアルザス風バネット(バゲット=いわゆるフランスパンをちょっと大きく、田舎風に焼いたもの)1/3と、もやし炒めに生ハム2枚。

 あとはvolvic。

 でも、男って(というかなっしーは)こんな簡単なことをさえも、なんだか大発見したみたいにとうとうと喋って、本当に馬鹿みたい、と思うけど。

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