爪切り

2010年5月14日 日常
爪切り
フランスの爪きりの使い心地は、悪い。

ひょっとしたら安物の所為かもしれないが、バチっと切れて切れ端が残る。

上手く表現できないのだが、刃があるところは何とか切れるが、届かないところは切れないのだ。

刃が無いところは切れなくて当たり前なんだが、日本製(日本仕様)の爪切りだと、刃の先も爪きりに沿って少し爪が切れていくような感じで切れるのが、フランスでは

「ハイここまで」

って言う感じで切れる。

また、刃が薄く、爪を切ったときの音がはっきり言ってきたない。

髭剃りもそうだ。

ぞり、っと切れる。

刃が、肌に向かって牙をむいたような感じで切れる、と言うか剃れる。

これは、日本で使っているのと同じジレットなので、恐らく同じマークでもそれぞれ国内仕様があるのだろう。

こういう剃れ方、切れ方がフランス人の好みなのかもしれないし、フランス人は気にしないのかもしれないが、恐らく、気にしながらそんなもんだと思っているに違いない。

色物のシャツを買った。安物だ。

薄い。日本のシャツが和紙の厚さだとするとティッシュペーパーの厚みしかない。

着ると本当にしわくちゃのティッシュペーパーを着ているかの着心地だ。

良くこんなもので我慢できるな、と思うが、monoprixなので、まるででたらめの安物店ではない。

この頼りなさは爪切りや髭剃りの頼りなさに通じる。シャツなので噛み付いては来ないが。

爪の切れ端が気になって仕方が無い、今日この頃だ。 

※写真はエクスのロクシタンです(本店?)。リヨンはまだ日本と同じような店構えだそうですが、エクスは大変身してました。

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