会話のない夫婦

2010年4月23日 日常
会話のない夫婦
 会話のない夫婦というのは、危機的状況の夫婦である。

でも、そんな危機的状況でも

 ご飯にする?

 そうだなぁ。もうちょっとテレビを見てからかな。

といった会話はあるだろう。

 12ユーロ35

 カードで

 … …

 メルシー(ありがとう)。

 オーヴヮー(さようなら)。

だけの日が、1週間に2~3回はある。
 
 文字を介してネットでやり取りするメールや書き込みが唯一の会話で、

そこには音もなければ息遣いも聞こえない。

 文体から、それを感じることはできなくはないが、ちょっとした事で疑心暗鬼になって行き違いが起こってしまったりすることも少なくないだろう。

 面と向かい合ってたって行き違いが生じるのだから。

 「そういえば、今日は本当に誰とも話をしてないぞ」と、思ったら、

 あった!

 日本から携帯電話宛てに、原稿の催促。

 これが今日の唯一の会話だ。

 でも。ありがたいことだ。

 遅らせるに限る、原稿は。


 時々自分自身に向かって

 「え~っと、今日は、あれをして、これをして」と話している自分を見つけてしまって苦笑してしまうが、活字との対話が唯一の対話の日々が続く。

 「さあ」

 「そろそろ、夕食だぞ」と自分に語りかけ、

 「ちょっと買い物に行くか」と独りごちたら(まだまだ明るい)、すでに8時を回っていて、で、スーパーも閉まってしまっているので、今日はまたもや塩・コショウのパスタかな?

 ちょっと贅沢にハムでも刻んで入れてやろう。

 以前、お湯が沸かない話を日記に書いたことがあるが、ちゃんとやれば沸騰する事はわかった。

 EDFさん。ごめんなさい。m(_ _)m。

※ 写真の整理をして、基本的に毎日一枚づつ貼り付けましたが(ダブってしまったところもあるようです)、もう種切れ。

 あぁ、今夜は写真探しかな?

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