再々度カテドラル訪問

カテドラルをまた訪問。今回は中に入る。

ステンドグラスは、色が無かったり、また、必ずしも美しいと思わなかったが、数年前訪れた時の方が美しかった気がする。

ステンドグラスは天気にも左右されるので何とも言えないが、少しがっかりしたのは事実だ。

からくり時計を見る。

写真も撮ってあるし、その写真を何度も見直しているのに、こんなに大きかったのか、と改めて思う。と同時に、あぁ、もうあの時から記憶力が格段に衰え始めていたんだ、ということに改めて気づかされる。

隣の小さな男の子を連れた若いお父さんが天井を指さしながら「あれは、子供？それともウサギ？」と尋ねてきた。

目を凝らしてみると高い梁のすぐ上と天井の間に何かくっついているように見える。

「ウサギかな」と答えながらカメラの望遠レンズをのぞくと、ウサギだった。

そのお父さんに覗かせると「おぉ、バックスバニー！」

バックスバニーの風船が、だれかの手を離れて天井に張り付いていたのだった。

何日かするとゆっくりと降りてくるに違いない。けがをしないようにね。

子供にもカメラを覗かせたが、上手く見えないまま(というのがカメラの向きから分る)、

「うん、ウサギだね」